【美容×短歌】第二回つやめき短歌 〜投稿作品〜
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- 更新日：2018年9月28日
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みずみずしい言葉の力で心まで美しく
美容にまつわる思い・楽しみ・悩みは、多くの女性の体と心にとって大きなテーマになってきました。アリュクスでは、こうした思いを交換する表現の場として、美容×短歌「つやめき短歌」を随時開催しています。
第二回のテーマは「UV（紫外線）」。入賞とはならなかったものの、野口先生が「これは！」と感じた短歌をご紹介します。
審査員のご紹介
歌人 野口あやこさん
1987年岐阜生まれ。名古屋在住。
高校在学中、第49回短歌研究新人賞を受賞。第1歌集『くびすじの欠片』で第54回現代歌人協会賞を最年少受賞。大学在学中は諏訪哲史ゼミに在籍し、小説を執筆する。歌集に『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。三角みづ紀との共著に『気管支たちとはじめての手紙』（電子書籍）。近年は朗読活動に力を入れ、機を得てフランスでの短歌朗読を行う。またエッセイ、コラボレーションも精力的に行っている。
投稿作品（1）
選評 情景が映画のワンシーンのように目の前に浮かびます。木陰と桃の組み合わせがエロティック。
投稿作品（2）
選評 地熱を詠んだ歌として説得力があります。「焼ける」ではなく「燃える」のがシンボリックでいいですね。
投稿作品（3）
選評 なぜかポルノグラフティを思い出したりしました。投稿された中でも抜きん出たサスペンス感があります。
投稿作品（4）
選評 「どこへでもしかし」という細やかでさわやかな言い回しに母の姿が光ります。清涼剤のような歌。
投稿作品（5）
選評 初句からの大胆で健やかな韻律に惹かれた歌。シンプルですが愛唱性を感じさせます。
投稿作品（6）
選評 えっと・・・それは・・・すみません、お手柔らかにお願いします（と私の中の男子が申しております）
投稿作品（7）
選評 おそらく短歌慣れした作者と思いつつ、旧仮名遣いで「くすみ」を「ぢごく」と名付ける大胆さと業の深さよ……
投稿作品（8）
選評 母系の微妙な空気感まで伝わる巧みな歌。一首で三代の肌が見えてくるのがいいですね。
以上、8名の方の短歌が選ばれました。たくさんのご応募ありがとうございました。
第三回つやめき短歌・テーマ「ダイエット」の選考も始まっています！ 結果をお楽しみに。
