日焼けに注意するべき部位

シミを作らないために日焼けしない事は大前提です。でも一日野外にいたらまったく焼かないというのは無理かもしれません。近頃は「絶対焼かない」と銘打っているUVケア商品もありますが、汗で流れてしまったり、タオルで拭いて取れたら塗り直す必要があります。

デコルテと鼻のあたまは汗をかきやすいので、そのあと日焼け止めをこまめに塗らないと焼けます。
意外と盲点なのが首の後ろと足の甲。顔や腕などに対する太陽の光は結構気にしてるけど、ここはあんまり意識していない事が多い。じわじわと焼けるんですよねー。

シミができるのは日焼け後3日間!?

資生堂 Beauty ＆ Co.より
ひどい日焼けをしてしまったら、すぐにシミになる？ と心配になりますが、シミとなるメラニンが定着するには3日間かかります。ですから、そのあいだしっかりとケアしていれば、シミに移行させずにすむのです。

「サンタン」タイプと「サンバーン」タイプ

日焼けには2タイプあって、赤くなったあと黒くなるサンタンと、日焼け後すぐに赤くなるサンバーンがあります。
色白の人はサンバーンを起こしやすく、もともと肌が黒い人はサンタンになりやすいと言えます。

うっかり焼いてしまった時にすべきこと

1.冷やす

日焼けした肌は真っ赤になって熱を帯びています。やけどとおんなじです。まずは冷やして炎症を抑えることが大切。水に浸したタオルで覆って下さい。この時期は肌表面が痛いと思いますので、こするのは厳禁。日焼け後の半日くらいが勝負です。ここでしっかり冷却してあげましょう。

2.潤す

熱がおさまったら、次は比較的安価な化粧品で惜しみなくパッティングします。コットンがひたひたになるぐらいしみこませて、しばらく肌に乗せておくぐらいのイメージで。炎症を抑える成分の入った、カーマインローションや、アロエ、ハト麦などの化粧水がよいです。日焼け後に使えるように冷蔵庫で冷やしておくのをおすすめします。

3.油分をプラス

日焼け後は肌がとても乾燥した状態になっています。そこで、乳液やクリームで油分を補ってあげましょう。乾燥が進むと、シミやシワの原因となります。

炎症が治まったらここで初めて、美白パックや美白化粧水など美白成分の入った化粧品でケアをします。もし水ぶくれができていたら、無理に皮をむかないようにしてください。色素沈着の原因になります。
肌ダメージが大きかったら、迷わず美容皮膚科を訪ねてくださいね。

去年の日焼け止めは使える？

野外のレジャーに日焼け止めはもちろん必須ですが、「去年買った日焼け止めがまだ残ってるんだけど…」という人、多いんじゃないかしら？
調べてみたら「未開封ならOK、開封済みならやめたほうが…」という結論に達しました。開封済みの日焼け止めは、効果が薄くなるだけでなく、劣化して肌に悪影響があることも。こわいですね。

以上のことに気をつけて、肌を守りながら夏のレジャーを楽しみましょう！