鏡の自分は本当の自分ではない！？

いつも見ている鏡に映った自分、それは左右が反転しています。鏡を使って自撮り写真を撮ると文字が左右逆になっていますよね？
人間の顔は左右対称に見えても、少しずつ歪みやちがいがあります。左のまゆ毛がちょっと上がっているとか、右の目は少し大きいとか。それが違和感を大きくしているのです。

また鏡の前に立つと人は『よーし見るぞ！！』と無意識によそ行きの顔、つまり「キメ顔」をしてしまっているのです。アゴを引いて、口角を上げて自分が良く見えるような表情を作っている。鏡に映った自分は、実物の2割増しぐらいに見えているんです。
一方、他人に撮影された写真は思いっきり油断していて「なにこれ！？」となることが多いのです。

では自撮り写真はどうなの？

スマホのカメラで自分撮りをする時は、またちょっとややこしい。画面を反転させて撮るので、スマホ画面には鏡と同じ自分が映っています。それをまた反転させて、実物と同じように保存されるということになり、自分で見ると違和感が。
自撮りが得意な10代、20代の女子達は、ベストな状態で保存できるスマホアプリを駆使していますね～。
目を大きくしたり、肌をキレイに見せたり。いわゆる「詐欺写メ」が撮れてしまうんだそう。男子や友達から「実物とちがう！」ってつっこまれないの…？と思ってしまうんですが。そこは遊びとして楽しんでいるのでしょうね。自分のかわいさをアピールする方法がうまいな～と感心してしまいます。

電車の窓に映った自分にどきっ…！

仕事帰り、ふとした時に電車の窓に映る自分にぎょっとしたことはありませんか？ 実はこれこそ自分の本当の姿なのかもしれません。なんだか疲れてるし、ほうれい線もクマも目立つ…。そんな顔、周りの人に見られてますよ！
確かに薄暗いところでは5歳ぐらい老けて見えますね。芸能人みたいにライトを浴びて、常にキメ顔でいられません。それでもちょっとだけ気をつけてみましょう。不意打ちで友達に撮られた写真にも、油断した顔じゃなく、ナチュラルに魅力的な表情で写りたいものです。