【ニキビの進行レベルについて】

ニキビは状態によって6段階／4色の基準に分かれており、その目安となるのが世界基準である「バートンスケール」と呼ばれる分類法です。まずは自分のニキビの状態を目で確認しながら、以下に当てはまるものを探しましょう。

■グレード1（白色ニキビ）
このタイプは、遠くから見るとニキビがあることすら分からない程度のものです。顔から数センチの距離で、ようやく白いポツポツが確認できます。

■グレード2（黒色コメド状ニキビ）
皮脂と汚れが固まった角栓（コメド）が酸化して黒ずんでしまい、炎症の原因となります。この段階で放置してしまうとニキビが急速に悪化します。

■グレード3（赤色ニキビ・軽度）
見た目に赤く腫れ上がってくるため、いわゆるニキビと認識されるのがこの状態。患部にかゆみが出るのもこの時期です。

■グレード4（赤色ニキビ・中度）
赤色ニキビの炎症が加速し、ニキビが顔全体に広がることも多くなります。ニキビがなかなか治らないと感じるようになるのがこの頃です。

■グレード5（黄色ニキビ・中度）
炎症に加え、患部に化膿が発生します。そのため黄ばんだ色になることも多く、拡大したニキビ同士が繋がって赤ら顔のような状態になることも。

■グレード6（黄色ニキビ・重度）
ここまで悪化してしまうと膿みもかなり酷くなるため、治療後に完治してもクレーターのようなニキビ跡が残ってしまう可能性が大きくなります。

【主なニキビの原因とは】

青春時代のニキビはホルモンバランスの乱れが原因ですが、大人ニキビの原因はさまざま。睡眠時間や食生活を始めとした基本的な生活サイクルが乱れたり、仕事などで大きなストレスがかかると発生しやすくなります。また、便秘やダイエットによる栄養バランスの偏りが続くと、ニキビを誘発するきっかけとなるので気をつけましょう。

【ニキビの基本的な治療法】

上で挙げたように、大人ニキビは生活の乱れやストレスからくることが殆ど。そのため、完治しても再びニキビに悩まされる人も多く見受けられます。ニキビは再発しやすい性質からも、早期治療が美肌をキープするための絶対条件。軽度であればビタミンCを摂ったり、メイク落としや保湿に力を入れることで肌の健康状態を保てば自然に治ります。しかし、先ほど説明したバートンスケールにおけるグレード3以上になってしまった場合は、徐々に治りにくくなります。尚、自分でニキビを潰して膿みを取るなどの行為はニキビ跡に直結するので厳禁です。

【治りにくいニキビは美容クリニックで】

難治性のニキビはセルフケアではどうにもならず、専門医の受診が必須となります。主な治療としてはいくつかありますが、まずはニキビの原因となるアクネ菌を沈静化させる抗生物質が処方されます。さらに、トレチノインやハイドロキノンなどの塗り薬を併用する場合もあります。

それに加え、顔が真っ赤に見えるほど重症となったニキビの場合には、美容クリニックでレーザーや光照射治療を行うのがおすすめ。これはニキビの炎症の元を断ち、根本からの改善を行うものです。美容クリニックでは、通常の皮膚科では受けられない先端治療なども取り入れられており、症状に合わせた適切な治療を受けられるのが特徴です。

東京都内でニキビ治療を受けたいと思っている方は、一度青山に行ってみてはいかがでしょうか。美肌治療に高い意識を持った、どんなニキビにも対応してくれる敏腕ドクターが、女性たちの肌トラブルを日々改善しています。青山エリアの美容クリニックで、治らないニキビに別れを告げましょう。

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